◎地域での子育ての学び合い
町P連の子育て研修会は、今年度地区ごとでの開催、「船泊地区小中連携教育推進委員会」が、地域での子育てを学ぶ機会としてPTAに呼びかけました。
■ 日 時 平成27年10月23日(金) 18:30 ■ 場 所 キラリ交流館 2F大研修室 ■ 主 催 船泊中学校PTA 船泊小学校PTA 神崎小学校PTA ■ 講 師 稚内市教育研究所 江川 善次 氏(前稚内市立稚内東小学校校長) 『自立を促す親の関わり』~心をつなぎ伸び続ける子を育む~ ■参加者 保護者33名 教職員27名 合計60名
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◇参加者感想より抜粋
*子育てについて、保護者の皆さんと先生と一緒に考えるいい機会となりました。 *子育てについて、今までのことを振り返り、これからのことを改めて考えるとてもいい機会になりました。 *終始興味深く楽しい講演で、今後の子育てに役立つ内容となっていました。 *自分のことを振り返ると反省することばかりです。でも少しでも意識して毎日がんばろう!と思いました。 *わかりやすく、おもいしろかったです。息子さんの体験談など勉強になることがたくさんありました。 *子育てで経験されたお話しや男の子の特徴、まさにこれだと当てはまるお話などいろいろ聞けて良かったと思いました。 *グループ交流では、他のお父さん、お母さんのお話も聞けて良かったです。 *グループ交流では、みんなが日常の子育てについてたくさん交流でき、聞くだけでなく、共に「話す」「話を聞く」という機会があって良かったです。 *たくさんの人の話を聞く機会は大切だと思いました。 |
◎私の主観を含めて研修会を振り返ります。
★講話から学ぶ
子どもは活力にあふれ、夢や希望にあふれ、意欲にあふれています。悪いこともするし失敗もします。汚いこともやってはいけないと言われることもします。そもそも子どもはそういうものです。
「子どもらしさ」を大切にしているでしょうか。子どもは、自分のいいところ悪いところ、がんばったところ、ありのままを受け止めてくれる関係を求めています。子育て・教育において、子どもとの関わりの中で、意欲や可能性を摘み取っていることがあります。大人の意地やプライドで視野を狭くしていることがよくあります。
「愛情を伝える」「安心を伝える」ことで子どもはエネルギーを蓄えます。ありのままの子どもをとらえ、人との関わりの中で育てていくことを大切にしたい。
子どもをどう理解するか、何を教えどうつながるかを学ぶ研修会となりました。
★我が子、子育てを語る
参加者は、子育ての話を聞く、語ることの大切さを感じました。父親、母親、先生が、子育てを振り返り、悩みや苦労、工夫を語り合う機会となりました。
子どもはひとりで育てられない、だからこそ人をつなぎ、心をつなぐ。子どもと子育てを語ることが子どもの成長、親育ち・教師育ちにつながります。
★共に育てる
母さんが明るく元気であること、父さんはいざとなったら頼りになること、理想ではないでしょうか。
先生は、子どもにとって、母親のような温かさもあり、父親のような安心感があることが理想でしょう。
子どもにとって、親も先生も元気が一番、また、大人同士がつながっていること(仲が良いこと)も安心感を持てます。
そのために「語り合い・学び合い」が大切な活動です。
懇談会や茶話会、PTA活動を中心に積極的に子育てでつながりましょう。
◆船泊地区の教育連携◆
「何のためにどうつながるか」を大切にしたいと思います。
可愛い子ども達、健やかな成長を誰もが願っています。これからの厳しい社会を生き抜く力を育ていく必要があります。
船泊地区では、地域や学校の活動において、保護者・住民の協力は絶大です。船泊地区には、確かな子育ての基盤と、それを守り続けてきた努力があります。その中で、子ども達が伸び伸びと力を発揮することができます。
◇ 保小中高の実践的なつながり
◇ 子どもを真ん中においた「語り合い・学び合い」
子どもをみんなで理解し、学び合っていく協働の実践を積み重ねていきましょう。
※講演のレジュメです