1 目 的
・船泊地区の保育所と小学校とで,子どもたちの様子について交流を図ることにより,より一層理解を深める。
・交流したことをもとに,連携を図りながら,子どもたちの健やかな育成のために協力体制を確立する。
2 日 時
平成28年1月28日(木) 16時30分より
3 場 所
礼文町立船泊小学校 音楽室
4 参加対象
船泊保育所,船泊小学校,神崎小学校の全職員
5 内 容
16:30 実践交流会
・保育所の様子
・船泊小1年生の様子(今年の交流も含めて)
・神崎小1年生の様子
・意見交換
6 役割分担
・実践交流会
開会のあいさつ…坂本船泊小校長
司会…虻川(船小),記録…松浦(神小)
閉会のあいさつ…石澤神崎小校長
◎保育・指導と子ども達の様子と連携した取り組みから
*保育所から、各クラスの園児の活動の様子、特に力を入れて指導した所など、丁寧に伝えていただき、また、1年生の成長した姿を伝え、子ども理解を深めることができました。
*小学校へのスムーズな接続を意識し、食事、自分の名前、当番活動など目標を持って保育がされていること、指導法についても保小で学び合いながら取り組んできた成果が見られました。年長さんが書いた自分の名前は、1年生と変わらないほど立派な字でした。
*生活科の学習に園児を招待、紙芝居・読み聞かせの訪問と、子ども同士の交流にも取り組みました。相手意識を持って1年生が学習に取り組んだことにより学習が深まり、貴重な体験となりました。保育所の先生が子ども達の成長した姿に感動したこと、それも貴重な成果です。
*保小どちらも、保護者が大変協力的であり、できることを増やすために家庭と協力していくことが子どもの成長を支えていると報告があり、改めて協働の大切さを確かめ合いました。
◎今後に向けて
*定期的に様子を交流し、実態や課題を明らかにし、保育・指導について実践的に学び合う
*体力づくり、学ぶ姿勢など、共通の実践を進める
*園児と小学生の交流を継続していく。
*子育て・保育・教育について保護者と共に学んでいき、力を合わせていく。
連携・交流には、お互いのがんばり、工夫や努力が伝わることが大切です。相互理解がなければ力合わせ、信頼関係は生まれません。何でもそうですね。一年間を通して、保育所の様子がだんだん見えてきました。
子ども達の成長を、関わっている大人みんなが感じる、何よりです。神崎小学校の子ども達が読み聞かせに訪問、園児達に読む、園児達は真剣に見て聞く。それまで一生懸命練習もしてきました。その様子を見た保育所の先生が涙を隠すようにその場を去ったそうです。子どもは喜んでくれた、自分の成長を感じてくれた大人の存在に気づきました。人の温かさを感じ、安心感をもちます。自分の存在が確かなものとなり、自信になります。