18日(木)にクリーン作戦を実施しました。例年であればもっと早い時期に,中学生,高校生と一緒に行うのですが,コロナウイルス感染拡大の恐れがあることから,今年は学校毎に行うことになっていました。
街地は美しい状態なのですが,道道や久種湖畔沿いの道にはゴミが多くありました。空き缶,ペットボトル,たばこの吸い殻などが目立ちます。残念なことですが,ポイ捨てなのだろうと思います。空き缶を拾い上げると,缶の中に溜まっていた飲料の残りや雨水がこぼれてきます。道に落ちているゴミには虫が集まっていることも。子供たちは悲鳴を上げつつも,一生懸命拾っていました。
クリーン作戦はいわゆる「ボランティア活動」です。ボランティア活動は,目的意識がないと「やらされている感」が漂いがちです。しかし,船泊小学校の子供たちは,一人一人が「礼文島をきれいにしよう」という目的意識をしっかりもっています。いくつかのグループの様子を見て回りましたが,「面倒くさい」という顔をしている人は一人もいませんでした。これは素晴らしいことだな,と思います。
活動の後に「自分たちが住んでいる礼文の町が好きですか」と聞いたところ,ほとんどの子が迷わず手を挙げました。自分たちの町を愛する気持ちがしっかり育っていることがわかります。「この気持ちを大人になって,どこで暮らしていても,もち続けてほしい」ということを子供たちに伝えました。