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バックネットの上にハヤブサが。こんなに近くにで見ることができるのは珍しいようです。

5年生国語の教科書に載っていた「大造じいさんとガン」に出てきました。

大造じいさんは、ガンが一番最初に飛び立ったもののあとについて行くという習性を持っていることを知っていましたので、2年前に生け捕り、なつかせていたガンを利用して、ガンをおびき寄せようとしました。が、大造じいさんの不意を突く形で、残雪に導かれたガンの群が一斉に飛び立ちました。不思議に思った大造じいさんが見ると、白い雲の辺りから、ハヤブサが急降下してきました。危険を察知した残雪が、群を逃がすために飛び立ったのでした。しかし、大造じいさんに餌付けされていたガンは、野性の感が鈍っていたのでしょう、1羽だけ飛び遅れました。ハヤブサは大造じいさんのガンに容赦なく攻撃を仕掛けます。その時、残雪が舞い戻ってきました。大造じいさんは、残雪を仕留めるためにいったんは銃を構えますが、撃ちませんでした。残雪とハヤブサはもつれ合って、沼地に落ちます。2羽はなお激しく戦っていました。大造じいさんが近づくと、大造じいさんの姿を見かけたハヤブサは、飛び去っていきました。残雪は、残りの力を振り絞って、頭領としての威厳を保っています。大造じいさんは、残雪を助け、春になったら、残雪を逃がしました。大造じいさんは、「ガンの英雄」を「ひきょうなやりかた」ではなく、「どうどうとたたか」って捕まえたかったのでした。

を思い出しました。

校舎周辺、久種湖周辺には実に多くの野鳥が生息しています。