7月16日に後期児童会役員選挙がありました。
例年であれば2学期に行われるのですが,臨時休業の長期化等で行事の時期がずれ込み,1学期の実施となりました。
どの候補者も船泊小学校をよりよくするための公約を掲げ,その理由もしっかり説明できました。また,どの責任者も,立候補者が役職にふさわしい点を挙げ,立候補者への投票を呼びかけることができました。そして聴衆の態度も大変立派で,全ての候補の演説をしっかりと聴くことができていました。とても素晴らしい立ち会い演説だったと思います。
投票後に,「児童会役員だけが頑張るのではなく,皆で協力し合ってよりよい学校を目指しましょう」という旨の話をしました。昔は週1回程度確保されていた児童会活動の時間。授業時数の関係から今では半分程度に減っています。児童数の減少もあり,以前のような活動ができなくなりました。割り当てられた役職を学年で選出し,児童会役員選挙自体を廃止した学校もあります。しかし,大人になってからも選挙はあります。「公約を掲げ,皆に選ばれる」「公約や人柄を見て,ふさわしい人を選ぶ」ことは,将来に向けて必要な経験だと思います。また,当選者への協力や,落選者への配慮も仲間意識,協力意識を育てる場となります。可能な限り,子供たちにそういう機会を与えたいものです。