多くの方に来場いただきました。会場は、保護者、家族、地域の皆さん、教職員他、軽く300名を超える人で埋まりました。44戸の家庭数です。一定規模の小学校でも最初から最後までこれほど観客席が埋まることはないでしょう。これが礼文町です。
子どもたちは、これまで学んできたこと、仲間と協働し創り上げてきたことを存分に発揮しようと最後までがんばりました。
目標達成に向けて、一つ一つの課題を自分の力でクリアしながら、クラスの仲間、全校の仲間と学び合いながら共に努力を続けてきたことが、当日の発表の中で表現できたのではないかと感じています。
先生達も毎日工夫を重ね、苦労しながら指導に当たりました。そのがんばりが、子どもたちのがんばりにつながりました。
地域の方からも、「とてもよかった」といくつか声をいただき、うれしく思っています。
器楽は、結構難しい曲に挑戦しましたが、よくあそこまで演奏できるようになりましたね。劇は、それぞれ工夫が見られ、「伝えよう」という意識が高く、器楽、太鼓、劇、心に響く発表でした。
学芸会は、完成度や芸術性を第一に追求するものではありません。人に見せるための催しでもありません。プロではありませんから。学習の成果や子どもたちの成長を確かめ合う発表会であり、一人ひとりの考える力、表現する力を高める活動です。また、質の高い文化に触れ、共に創り上げる喜びを味わう体験と仲間づくりの取り組みです。
子ども達の想いが伝わり、船小の子どもたちの良さやがんばりを共に感じることができた学芸会ではなかったでしょうか。
これからも、船泊小学校は地域と共に歩んでいきたいと思います。