北海道立図書館主催の事業で、読書活動充実教室(POP教室)を本校で開催しました。
図書館や書店でもよく見かけるPOP、POPづくりの体験をもとに、本の紹介をする交流活動です。
全校児童が参加、子どもたちにとっては貴重な体験の機会となり、教職員にとっても読書活動を進める上で学ぶ事が多くありました。
道立図書館の方から説明を受け、一人ひとりPOPづくりに取り組みました。この日まで読んだ本の題名、著者とおすすめ文を記入しPOPを完成させました。
最後に代表3名が、作ったPOPについて説明しました。なかなかユニークなおすすめ文もあり、楽しいPOPができました。低学年の人たちも楽しめたようで、やって良かったなと思います。
今後、掲示するなど、さらに交流を深め、読書への関心・意欲を高めていく予定です。
脳科学の研究では、ゲームやスマホは、脳にダメージを与えるとされています。しかし、遊びや睡眠などと共に、読書が有効な活動の一つとなるようです。
いい本に出会えると、子どもの生活を変える(大人もそうですが)と言っても言い過ぎではありません。私自身のことですが、子どもの頃から本が嫌いでした。自分の娘に読み聞かせをするようになってから、こんなにいい本がたくさんあるのかと、恥ずかしながら初めて感じ、子どもたちにそんな本にふれてほしいと感じるようになりました。
どこの学校でも読書活動(読書や読み聞かせ)を進めています。継続することで、もちろん学習に良い影響(学力の向上など)がありますが、面白い本を読むこと(良い本に出会うこと)で穏やかな気持ちになったり、落ち着いて様々な活動に取り組むことができるようになったり、多くの心の糧を得ることができます。
「本買って」とねだるような子が増えるといいですね。