全町で取り組んだ研究大会。管内、管外から来町した先生方と共に学ぶことができました。町の教育関係者や保護者にも参加、協力いただき、実りある研究会となりました。
今研究会は、礼文型教育連携10年の節目にあたり、これまでの礼文教育の総括と今後を切り拓く大会でもありました。
礼文の学校は、地域・保護者の支えによってつくられてきました。地域・家庭・学校、三者の協働で子どもを育ててきました。学校が、積極的に地域・保護者の教育参加を保障することで相互に信頼関係を築いてきたと言えます。また、行政の全面的なバックアップが大きな支えになっているのも特徴です。これほど温かく熱心に多くの大人が教育に関わる地域はどれだけあるでしょうか。その中で、子ども達が安心して力を発揮することができ、素晴らしい力を持っています。
この研究大会を終え、改めて今、子どもの実態をとらえ、教育の質的改善を図ることが、私たち教員の課題です。
子ども達に、自分の力で明るい未来を切り拓く力を育んでいかなければなりません。これからの社会が、平和で豊かであることを願わずにはいられません。
子どもに何を育てるのか、そのために何をどのように教えるのか、全町で共通にし、指導していきたいと思います。子ども達のための力合わせをまた始めましょう。