礼文小学校がこれまで大切にしてきた取組に「鼓笛活動」があります。調べてみると、この取組は、昭和３７年から始まった、礼小の特色ある教育の一つです。毎年運動会前のパレードや、運動会での演奏を中心にしながら取り組んでいて、一年の終わりには、６年生がこれまで演奏してきた大切な楽器を、後輩に引き継ぐ「鼓笛移杖式」が行われてきました。

   今週からはその締めくくりに向けた鼓笛活動も始まっています。今日の４時間目には子ども達がこれまで演奏してきた「校歌」と「WAになって踊ろう」の練習を各パート毎に行い、その後音楽室に集まって、合わせ練習が行われました。６年生と一緒に練習できるのが最後ということもあり、みんなの息の合った演奏が教室中に響いていました。そして今日の最後には６年生から「私達が選んだ曲をみんなで演奏して欲しい。」「辛いことがあっても負けないで頑張って欲しい。」「そんな願いを込めて『負けないで』という曲にしました。」という重大発表がありました。この発表でみんなの気持ちが「よしがんばるぞ！」と高まり、来週からまた礼小っ子達の新しい挑戦が始まることになりました。頑張ってくださいね。

   また、今日は、宗谷教育局から、お二人の先生方にお越しいただいて、授業の様子を見ていただいています。この話題は来週お知らせします。

【今日の鼓笛練習の様子から】