昨日の給食は、「和食給食」と銘打って、札幌の高級料亭「川甚(かわじん)」料理長の本間さんが考えたメニューで、実際に本間さんが礼文に来て給食も作っていただき、子ども達に提供される予定になっていました。しかし悪天候のために本間さんには来ていただくことができず、本間さんの考えたレシピで、調理員さん方が心を込めて作ってくれて、和食給食の実施となりました。メニューは、「鱈のホイル蒸し」「切り干し大根の煮物」そして「にらたまトマトの味噌汁」と、素材のおいしさを存分に引き出した料理が並び、普段とは少し違う組み合わせや味付けに、子ども達は驚きと喜びを一杯に表しながら、美味しく給食をいただきました。

  また、昨日は、3・4年生の教室で、佐々木栄養教諭が食育の授業を行いました。本間さんと一緒に行う予定でしたが、本間さんが来られなかったため、一人の授業となりましたが、子ども達は「どうして味噌汁は美味しいのか。」というテーマで、「だし」の必要性について学びました。鰹だしと昆布だしの違い、だしの入った味噌汁と入っていない味噌汁の違いなど、実際に飲み比べをしながら、楽しそうに授業に参加していました。

  今回、実際に来ていただくことはできませんでしたが、子ども達のためにたくさんの準備をしていただいた本間さんに、感謝申し上げます。機会があればぜひ、礼文にお越しいただきたいと願っています。

【昨日美味しくいただいた「和食給食」のメニューから】

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【実際ににおいや舌で確かめながら、「だし」の大切さを学びました。】

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