重点教育目標 「自ら考え、判断し、決定し、行動できる」生徒の育成

                      船泊中学校 校長 佐々木 浩典  

 7名の新入生をを迎え、総勢23名の生徒と17名の教職員で令和6年度がスタートしました。新学期の始まりにあたり、始業式や入学式の中で全校生徒に対し次の2つお話をしました。 1つ目は、「目標を持ち、それに向かって自ら努力してほしい」ということです。目標を達成することで自信につながり、目標を達成できなくてもその過程の中で多くのことを学び成長できるものと考えています。2つ目は「思いやりの心を持ち、それを表現してほしい」ということです。思いやりは形にあらわさないと相手には伝わりません。心に思うだけではなく、相手に伝わるように行動をおこしてほしいと思います。その一つが挨拶ではないでしょうか。「おはよう、さようなら、ありがとう、ごめんなさい」そして「はい」という返事です。自分に自信がない人や表現することが苦手な人は、まず、そこから始めて見てはいかがでしょうか。また、入学式の式辞の中では次のようなお話をしました。「子供たちは、成長する段階で様々な壁にぶつかります。しかし、大人がその壁を取り除いてやるのではなく、子供たちにその壁を乗り越える方法を教え、学ばせ、自分の力でその壁を乗り越えることができるように支援していきましょう」と。学校と一緒になって情報を共有し、子供たちを育て、この厳しい世の中をたくましく生き抜いていける力をつけさせて次のステップへとおくり出したいと考えています。子供たちの将来に対し家庭と学校だけではなく、地域も一緒になって、子供たちを育てていきたいと考えています。今年度も保護者や地域の皆様に様々な場面で御協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

 

  2024年4月                 

  【もどる】