礼文町にある文化財(北海道指定)
礼文町には現在北海道指定文化財(天然記念物2件・有形文化財1件)が3件あります。
レブンアツモリソウはラン科の植物で、日本では礼文島にのみ自生しています。
また、平成5年には国内希少野生植物にも指定され、国・道・町が一体となってその保護に
努めています。
桃岩付近一帯の野生植物は、島内でも有数の高山植物群落で、礼文島の主要な観光
スポットとして知られています。
歯牙製女性像及び動物像は、礼文島北部船泊湾沿岸の遺跡から出土したもので、
オホーツク文化期のものです。マッコウクジラの牙を加工して女性と熊を表現しています。
いずれも当時の信仰や祭りといった精神文化をうかがわせる遺物です。
名 称 | 指 定 年月日 |
指定区分 種 別 |
現 況 写 真 | |
レブンアツモリソウ群生地 | H6.6.3 | 北海道 天 然 記念物 |
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群生地周辺 | レブンアツモリソウ | |||
桃岩付近一帯の野生植物 | S34.9.11 | 北海道 天 然 記念物 |
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展望台周辺 | レブンソウ | |||
礼文島出土の歯牙製女性像 及び動物像 |
S47.2.17 | 北海道 有 形 文化財 |
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女性像 | 動物像 |