礼文町指定文化財
船泊遺跡出土品

船泊(ふなどまり)遺跡は礼文島の北部、船泊湾と久種湖に挟まれた砂丘上にある遺
跡で、縄文時代後期前葉から中葉(約3,800~3,500年前)にかけて営まれた集落跡です。
 明治時代から知られていたこの遺跡は、戦後、北海道大学医学部によって初めて組織
的な調査が行われ、北海道の縄文後期研究に欠かせない遺跡となりました。
 今回指定された遺物は、平成10年に礼文町教育委員会が主体となって行った調査で
出土したものです。南方海域産の貝で作ったアクセサリーや新潟県産のヒスイ、数万点
にも及ぶ平玉などこの遺跡を象徴する遺物群です。

平成16年
7月29日指定
  
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石ぞく付銛頭 イモガイ製垂飾 タカラガイ製装飾品
黒曜石の石ぞくを
アスファルトで
固定しています
北海道では採れない
南の海の貝ですVer1
 北海道では採れない
南の海の貝ですVer2
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マクラガイ製装飾品   ビノスガイ製平玉
(足首)
ビノスガイ製平玉
(手首)
 
ヒスイ製垂飾 
 北海道では採れない
南の海の貝ですVer3
 3から4個のアンクレット
として装着されていました
 3~4個のブレスレットと
して装着されていました
 新潟県姫川周辺産
のヒスイです