礼文町立船泊小学校

上泊の港から望む

空気はひんやりしていますが、やっと春がやって来た、と感じがします。長かった冬、希望に燃える季節です。

スコトンから望む

穏やかな海辺にカモがのんびり泳いでいました。久種湖畔でも数日前から見かけます。サギも一羽見かけました。多くの野鳥が訪れるこの時期、雪と強く冷たい風に閉ざされていた美しい自然が姿を現します。

２４日修了式が行われました。一年間のがんばりや思い出を振り返り、新たな決意をもちました。

目標に向けて最後まで挑戦し続けたこと、仲間と共に力を合わせてやり遂げたこと、辛くても、時には仲間とぶつかり合うことがあっても、勉強に運動に、行事に、一生懸命がんばった一年間でした。その成長は、あの卒業式の姿で感じられたところです。子どもたちは自信をもって次のステージへと踏み出すでしょう。

保護者や地域の皆さんに支えられ、６２名全員で修了式を終えることができました。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

地域の絆とあふれる愛情を感じ育っている子どもたち、共に学ぶことができるのは私たち教職員にとって幸せなことです。

平成２９年度も、学ぶ意欲にあふれ、信頼と絆で結ばれた楽しい学校をつくるため、地域と共に力を合わせ頑張っていきたいと思います。また、よろしくお願いします。

児童玄関前廊下に、卒業生に向けて在校生からのメッセージが掲示されています。

お世話になった卒業生へ、共に過ごした楽しい思い出、感謝の言葉、励ましの言葉です。一人ひとり、自分の言葉で伝えようとする一生懸命さ、また、卒業生との思い出の大切さ、卒業式で十分に伝えられましたね。

町長さんを泣かせてしまうほど、感動的な卒業式でした。

全校の仲間が、６年生を先頭に強い絆で結ばれていました。そんなみんなの思いで創り上げたからこそ、素晴らしい卒業式になったのでしょう。

卒業生は、優しく信頼に満ちた仲間でした。

こんな素敵な卒業生を育ててくれたお父さんお母さん、ありがとうございました。

気持ちがこもって、本番のようでした。在校生は長い時間ですが最後まで立派でした。卒業生への感謝の気持ちが届いています。卒業生は、６年間の思い出がいっぱい、呼びかけの言葉、歌声に込められいます。特に、最後の卒業生による歌が「ヤバイ」です。

漁組から提供いただいている給食の食材ですが、今年度最後のメニューになりました。

今回は船泊漁協さんからの提供で「タラの野菜あんかけ」でした。身が締まって歯ごたえがあり、さらに、野菜とあんがたっぷり、なんと美味でしょう。

また、ホッケの燻製「ほっけくん」がつきました。先日（８日）、小中学校を代表し児童会生徒会役員が、漁協さんに給食食材提供のお礼に行きました。その時いただいた「ほっけくん」です。これがまた、濃厚で美味です。

６年生も一緒に全校で合わせて練習しました。

声が良く出ています。あとは、どれだけ気持ちを込めて、歌に呼びかけにできるかです。卒業生、在校生、それぞれの想いが届くように。

姿勢もとても立派でした。

３，４年生が外で体育、元気に走り回っていました。

土曜日から昨日まで澄み切った青空が広がり、気持ちのいい日が続きました。礼文の美しい海の青さも戻りました。雪どけも進みました。長かった冬が終わり、春がそこまでやってきているようです。

一年間の学習の振り返りも最後のがんばり、また、卒業式、修了式に向けても準備が整ってきました。

年に一度のバイキング給食で、全校児童と職員が集まりました。

ねらいは、食事のマナーを身につける、栄養のバランスを考える、縦割り班の給食で思い出を作る、です。楽しくおしゃべりしながら、おいしくいただきました。

また、この機会に、普段お世話になっている給食調理員さん、校務補さんに、６年生が代表して、日頃の感謝の気持ちを伝えるセレモニーも行いました。

１回目の卒業式全体練習がありました。姿勢、礼の仕方、在校生の呼びかけ、歌、基本的な指導を行いました。

学級での準備がしっかりされていたのでしょう、「元気な声」が会場いっぱいに届いていました。歌も呼びかけの言葉も、船小っ子のいいところがそのまま出ていました。また、態度も立派でした。背筋を伸ばして、前を向いて、低学年もすばらしかったです。

集団の中で、声を出せることが大事です。信頼関係や安心感、自信がなければできません。

そんな子どもたちの声を聞くだけで泣けてきます。

卒業式、修了式、一年の最後の、６年生にとっては小学校生活最後の授業です。自ら生活を振り返り、その想いを歌声や言葉、態度で表現する大事な行事です。緊張もありますが、不安な気持ちを乗り越えて、誰に、何を、どのように伝えるかが重要です。きっと、同じ想いの仲間の存在を感じたとき、また、いつも支えてくれる人たちの応援があって力を発揮できるのでしょう。