10/1 もうすぐ学芸会
Posted by admin on October 1, 2013
【地域の真心がこもった米俵】
【6年生担任=土岐山先生から子どもへの檄】
学芸会をひかえ、道具作りがされた。2年生の担任=藤尾先生は「『かさこ地蔵』に米俵が必要です」という。100円ショップや大型雑貨店がない礼文では、材料の調達が難しい。あれこれ話しているうちに、養護教諭の小本先生が知り合いの漁師さんからむしろを、わら縄は公務補の檜物さんからいただけることになった。困ったときの「地域頼み」だ。
苦心の米俵が完成。それを見た子どもが「わーっ」と歓声をあげた。藤尾先生が、米俵ができるまでの物語を子どもたちに話してくれた。瞳が輝く。帰り際、子どもたちは「檜物さん、米俵とソリを作ってくれてありがとう。」「どういたしまして、学芸会がんばれよ!」の会話。
「いつもお世話になっている地域の方々に感謝の気持ちを伝える学芸会」それが先生と子どもの合い言葉だ。
9/30 小中連携で町民に感謝
Posted by admin on September 30, 2013
【合唱講習会の様子】
稚内エンジェルボイス代表の高井早苗先生をお迎えし、礼文町4つの全小学生=120名が集まり合唱指導を受けた。 わずか45分間の指導。子どもたちはみるみる上達していく。凄い。
指導技術はもちろん天下一品だが、何より、子どもたちは高井先生の人間的な魅力にたぐり寄せられる。だから集中力が途切れない。純粋な子どもの心に、指導がスーッと入っていく。私たち教師の授業や指導もこうありたい。
11月の「はちまる交流会」(町内の年輩者をねぎらう手作りボランチィアの集い)で、町内の全小中学生が町民に合唱を披露する。楽しみだ。
※町内の全小中学生による合唱の取組は、礼文町で推進している保小中高教育連携の一つの姿です。
9/27 秋の交通安全週間
Posted by admin on September 27, 2013
【登校の様子】
船泊小学校と船泊中学校は共有グランドを挟んで隣接している。春も秋も両校の先生達は交通安全週間の街頭指導に立たない。昨年赴任してから、不思議に思っていたことの一つだった。新年度対策会議で協議し、平成25年度の改善課題の一つにした。船泊中学校の今野校長先生とも相談し、この春からは両校の教職員全員が街頭指導にあたっている。
指導に立つと、登下校時の危険や子どもの様子がよくわかるし、元気なあいさつの指導もできる。 地域の方々や交通安全指導員の方はいつも通り、指導にあたっておられる。久々に出てきた私たちは、ちょっとばつが悪い。子どもにも言っている。間違えに気づいたときは「ごめんなさい」だ。心のなかでつぶやく。
9/26 体力づくりに挑戦
Posted by admin on September 26, 2013
【頑張り続けた鎌田譲君と多田大輝君】
放課後マラソンを地道に取り組んだ2人に、養護教諭の小本先生がインタビューをしてくれました。紹介します。
Q1「どうしてマラソンをしようと思ったのですか?」
鎌田「野球をやめた後、苦手だったマラソン(に挑戦)頑張ろうと思いました。」
多田「体力をつけようと思ったからです。」
Q2「いつから走りはじめましたか?」
鎌田「春から家の周りを走り始めました。」
多田「マラソンクラブが始まってからです。」
Q3「頑張ったことは何でしょう?」
鎌田「1日10㎞走ったことです。」
多田「1日5㎞走ったことです。」
Q4「大変だったことは何ですか?」
鎌田「日課にしたので何でもありません。」
多田「大変だとは思いませんでした。」
Q5「良かったことはなんですか?」
鎌田「タイムが速くなりました。足の筋肉がカチカチに(強く)なりました。」
多田「体力がついたり、タイムが速くなった。走れるようになった。体が軽くなった。」
記録会では、昨年比で鎌田君が55秒、多田君が3分21秒もタイムを短縮しました。 ほぼ毎日参加していた二人は、いつからか下級生から「鎌田部長」「多田副部長」と呼ばれ、慕われていました。 秀峰「利尻富士」は間もなく初冠雪。「放課後自主マラソン」も終了となります。
9/25 放課後自主マラソン
Posted by admin on September 25, 2013
【湖畔を駆け抜けるコースは気持ちがいい】
【マラソン記録カード】
体力向上は、平成25年度の改善課題の一つ。そのために取り組み始めた「放課後自主マラソン」。PTA総会でも、子育ての共同の取り組みとして提案した。
午後4時半に希望者が集まって、1~3㎞の湖畔コースを自分の目標で走る。参加者は1人の時もあれば20名を超える時もある。スクールバスの子は保護者が車で送り迎えしてくれた。教職員も明日の準備の時間をさいて頑張る。校長・教頭は「賽の河原」を走っているような感じだ。
5月から初めて5ヶ月になった。積み重ねは、子どもの変化を実感できるまでになった。 「陸上記録会」の結果分析や、取り組んだ子どもの感想から、子ども・保護者・教職員の共同の成果として、自信と喜びに変えたい。
9/22 野球少年団
Posted by admin on September 24, 2013
9月22日(日)
【試合開始】
【監督と選手】
礼文町はスポーツ少年団活動が活発です。役場の方を中心に多くの社会人が、この活動を支えて下さってます。 22日は「礼文町長杯」。町に2つある野球少年団が試合をしました。少子化の中、高学年だけではチームが組めず、2年生以上の子も正選手として活躍(?)します。本校では12名の子が船泊地区のチームに所属しています。 体力・運動能力向上は本校の一つの課題になっているだけに、スポ少活動で子どもたちが鍛えられるのは、とてもありがたいことです。捕球も投球も満足にできず泣いてばかりいた子が、高学年で逞しいスポーツマンに成長するのを見るのは嬉しいことです。一つひとつの珍プレー・好プレーに、観客の親・祖父母・先生、みんな大喜びです。
9/20 子育ての協力・共同
Posted by admin on September 20, 2013
9月20日(金)
【学校ポスター】
2週間ほど前、地域のみなさんへ「相撲参観日」と「学芸会」の案内を兼ねて、学校ポスターを作成した。子どもと先生が、各自治会長宅を訪問し、玄関先への掲示を依頼した。最新号の学校便りを届けに、自治会長宅を訪問すると、どの家でもポスターが玄関フードに掲示されている。ポスターには「学校・家庭・地域~みんなで子どもを健やかに」と願いを込めた。「ポスター掲示ありがとうございます。」とお礼を言うと、「ちゃんと貼りましたよ。」とニッコリ笑顔が返ってくる。地域の方々は、いつも子ども達のことを気にかけてくれている。気持ちが通じ合えたようで、とても嬉しい気持ちになった。
子育てが困難な時代。学校と地域の架け橋になるPTAや管理職の役割発揮がいよいよ大切だ。
9/19 『ハッピーからのおくりもの』
Posted by admin on September 19, 2013
9月20日(金)
【メールで感謝の気持ちを伝える児童会書記局】
千葉県在住の湯山幸枝さんから、『ハッピーからのおくりもの』(湯山幸枝著:文芸社2009年5月発刊)という本を寄贈して頂きました。最北の離島=礼文島の学校をHPで訪問してくださったそうです。
捨て犬のハッピーと家族の交流がまとめられた、優しい気持ちがこもった本でした。偶然、私も飼い主から捨てられた犬の里親になり、家族6人と一緒に過ごした10年のことがあり、懐かしい思い出と共にとても共感しながら読みました。子ども達にも是非読んでほしい本です。さっそく図書室で貸し出しを始めました。
湯山幸枝さん ありがとうございます。
9/17 児童会計画総会
Posted by admin on September 18, 2013
9月17日(火)
児童会副会長と各委員長
子どもたちの自立を促す教育活動の一つとして、半期に一度、児童会の「計画総会(児童総会)」が開かれる。児童会書記局と3つの専門委員会が、自分たちが考えた活動方針・計画を発表し、3年生以上の児童全員でその内容を確かめ合う。子ども達なりに、自らの学校生活をより良いものにしようという気持ちが伝わってくる。 全校児童56名が楽しめるようレク系の計画が多いが、社会的自立の土台となる挨拶の取組なども提案された。 さっそく朝の玄関では、児童会書記局による元気な挨拶活動が始まっている。
9/14 防犯駅伝マラソン
Posted by admin on September 17, 2013
9月14日(土)
礼文町では、この時期に「防犯駅伝マラソン大会」が開かれる。大人チームはもちろん、高校生・中学生チームも参加する。その中に、礼文町教頭会チームがある。40代の健脚走者もいるが、あまり丈夫とは思われない50代のおっさんも、よろよろしながら走る。子どもは喜び、町民も暖かく応援してくれる。このチーム、人気があるのだ。 人気の秘密は、教頭先生達の「子どもを励まし、街を盛り上げよう!」という気持ちだ。毎日、早朝から遅くまで学校をきりもりする教頭先生。学校の仕事だけに埋没せず、街のことも真剣に考え行動する姿に、誰もが頼もしさを感じる。