昨日、かねてより開催を希望していた移動理科教室が行われました。前回礼文島に来たのはかなり前のことなので、本当に久しぶりのことです。離島ではなかなか近隣の科学館に行くことはできないため、移動理科教室が開催されることはこの上なく貴重で、科学に触れる絶好の機会です。子どもたちは、この日をとても心待ちにしていました。
サイエンスカーも一緒に上陸。ちなみに・・・このサイエンスカーは走る科学実験車。一台〇千万円だそうです。このような科学実験車は、世界でも・・・日本に1台。しかも北海道の理科教育センターにあります。そして、世界に目を向ければオーストラリアに1台しかなく、北海道が世界に誇る自慢のサイエンスカーです。
サイエンスカーの中はいろいろな実験器具でいっぱい。子どもたちは目を輝かせていました。
太陽光発電と燃料電池で走るカートを実際に運転してみました。
静電気の実験器具や超電導の実験など最新の実験器具がそろっていて、説明していただいた講師のお話に興味津々の子どもたちでした。
科学の実験を行うだけでなく、面白実験を通して、なぜそうなったのか?理由も考えながら、分析して自己表現するミニ授業も行いながら、科学的思考の大切さも学びました。そしておもちゃ作りを通して科学的思考を深めました。
1・2年生は、紙トンボや万華鏡を作りました。
3・4年生は、音叉を使って実験~振動の仕組みを学習するおもちゃ「スネークダンサー」を作りました。
5・6年生は、電流の性質を利用した電池チェッカーを作りました。
感想を述べる代表の児童。しっかりと自分が体験し、感じたことを発表しました。
今は、まさにYouTube等の動画が世の中を席巻しています。でもただ見ただけで実際に分かったつもりでいるのは誤りです。これは大人にも言えること。実際に実際に本物を見て、本物に触れ、本物を感じることが大切です。
昨日は、先生方研修と同時に学習参観日も行いました。たくさんの保護者の方々が仕事の合間を見つけて観に来ていただきました。
いつものように授業に真剣に取り組み、意欲的に学習活動する様子を観ていただきました。
昨日、今年度の学習指導訪問Aを実施しました。今回は、宗谷教育局義務教育指導班 小田浩平主査をお迎えして行いました。
はじめに、全学級の3校時目の授業を参観していただきました。子どもたちが意欲的に学習に取り組み、先生方が一人一人の考えを大切にして授業に取り組んでいる様子を観ていただきました。
5校時目は1年生の特設授業、算数『のこりはいくつ』ブロックを使いながら、5-3=2
の学習をしました。気温も上がり、ちょっぴり蒸す中でしたが、最後まで意欲的に学習に取り組んでいました。
事後研究では、各先生方から様々な視点から論議が繰り広げられ、学校研究に基づいた授業づくりに向けて、今後の方向性や課題等を明らかにしました。
先生方ご苦労様でした。そして、貴重のご助言ありがとうございました。
さて、次の日の朝を迎えました。寝不足になってご機嫌が・・・という子は一人もいません。しっかりと睡眠をとっていた5年生です。子どもたちは、きちんと決まりを守って、朝6時30分の起床時刻まで行動を起こさなかったようです。これも礼文の子どもたちのすばらしさですね。
朝食も夕食と同様にしっかりと食べていました。
続いて、竹で水鉄砲を作りました。
少年自然家での研修を終えて、また路線バスで次に向かったのが、西條百貨店です。ここでは、礼文では経験することができないスーパーマーケットのバックヤード見学をしました。子どもたちも大変興味深く学習していました。
その後、フードコートで楽しみにしていた昼食をとりました。
そして、また路線バスに乗り、次の研修は、水夢館での 流水プール、ウオータースライダー体験です。たっぷりと温かいプールで水と戯れることができました。
二日間にわたる宿泊学習もここで終了し。一路フェリー乗り場へ。船の中では、疲れも見せずに、最後のレクを楽しんで帰ってきました。
来年度の修学旅行に行くための予行演習としても位置付けられたこの宿泊学習は、細かな課題がありましたが充実した体験ができました。
何とか駆け足で水族館見学を終えた5年生は、定刻に来たバスに乗って、少年自然の家に到着しました。
入所式~宮川所長さんから「短い間ですが、思い切り楽しんでください。」と声をかけていただきました。そして、今日のナイトハイクは「暗くて、ちょっと怖くて楽しめそうです。」ともおっしゃっていました。
部屋に入って、荷物を整理したら次は夕食です。
メニューは、ハンバーグとカレーライス、野菜サラダ。みんなは、もりもり食べて、こちらはすべて完食でした。なんてすばらしい食欲。
そして、入浴タイム。みんなで、散歩をしながら童夢温泉に行きました。温泉では、しっかり入浴のマナーを守って入ることができました。
帰ってきたら、前任の嶋崎教頭先生が訪れ、みんなを激励してくださいました。差し入れもたくさんいただきました。ありがとうございました。
その後今晩の一番の楽しみ。「ナイトハイク」です。今年は、コースの途中の住宅がすべて更地になり、旧老人ホームの建物が残っていて、廃墟感が一層増しました。子どもたちにとっては怖いやら楽しみやら複雑な気持ちになっていました。
コースを間違えないよう各ポイントで待ち構える先生方のほうがもっと怖かったですが…。
無事到着!中にはちょっぴり怖くて「〇〇てしまう子」もいました。でも楽しめたようです。
その後、楽しかったナイトハイクの余韻に浸りながら、就寝準備に入りました。
男女各部屋の様子です。
くつろいでいます。でもポーズは忘れません。