今日は、船泊中学校の卒業式に出席させていただきました。後半の送辞や答辞の場面では、我慢していたものがどっと吹き出し、涙溢れる卒業式でした。立派に成長した8名の子ども達は、たくさんの方々に見守られながら、新しい第一歩を踏み出しました。これからの活躍を期待しています。卒業おめでとうございます。

  さて、本校の卒業式まで、残すところ1週間となり、子ども達の練習にも気合いが入ってきたようです。今日は卒業証書をもらう場面の練習なども行われ、しっかりとした態度で受け取る立派な姿が見られました。卒業式はこれまで頑張って積み上げてきた力が表れる最後の授業です。自分の今年一番の歌、今年一番の礼、今年一番の声、そして今年一番の「ありがとう。」の感謝の気持ち等々、全てを出し切って下さい。きっと素敵な卒業式になるはずですよ。

【卒業式の練習より~一つ一つがもう二度と来ない思い出ですね。】

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   卒業式まで9日(登校日は7日)。1日1日があっという間に過ぎていってしまうような、そんな毎日を過ごしています。今日4時間目の卒業式練習では、在校生の「お別れの言葉」の練習が行われていました。体育館の外まで聞こえてくる大きな声に誘われて体育館に入ってみると、どの子もしっかり胸を張って、堂々と前を向いて、とても大きな声で6年生に対するさまざまな思いを発表していました。素敵な後輩達に応援されて、6年生はこの礼小を巣立っていくんですね。感動的な卒業式本番は、3月21日です。

【お別れの言葉を発表する在校生達~大きな声でみんなとても立派です。】

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【体育館扉の装飾はこんな飾りで埋め尽くされています。】

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   卒業式まで10日となりました。後輩達と一緒に遊べるのも、担任の清水先生と一緒に勉強できるのもあと10日。きっと6年生は、一日一日を深くかみしめながら毎日を過ごしているのではないかと思います。昨日の卒業式練習で体育館に入場する6年生の背中には、緊張感と同時に、最後をしっかり頑張ろうとする決意が表れていて、とても格好良く感じました。

   さて、今日で東日本大震災から四年目になりました。今日は、各担任から震災にまつわる話を子ども達にしてもらいながら、この日をいつまでも忘れることなく、この震災におけるさまざまな教訓について考える大切な日にしたいと考えています。また、校庭にも半旗を掲げ、弔意を表しました。亡くなった方々へのご冥福と、まだ避難生活を強いられている23万人もの人達が、一日も早く避難生活から解放できることを心から願いながら。

【昨日の卒業式練習~6年生のとても立派な入場でした。】

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【校舎周辺の今日の様子~校長室横は今こんなふうに工事が進められています。】

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   昨日から卒業式に向けた練習が始まりました。この場面では礼をする。ここでは拍手をする。式の流れに沿って一つ一つみんなで確認していきます。6年生の新しい出発をお祝いする感動的な卒業式にするための大事なポイントは、「感謝の心」だと思います。6年生は自分をここまで育ててくれた多くの方々に、在校生はお世話になった6年生の先輩に、どう自分だけの「ありがとう」を伝えることができるかです。心を伝えるのは言葉だけではありません。頑張っている態度や声の大きさなどでも伝えることができます。ぜひ、みんなの気持ちを全て出し切った感動的な卒業式にしましょう。

  そしてもう一つ、お別れの話です。昭和12年に建てられ(現在のものは平成2年に改築)、それからずっと、香深港に入る船だけでなく、礼文小学校も見守ってくれていた「香深灯台」が、この度取り壊されることがわかりました。今朝学校に見えられた第一管区海上保安部の方より、正式に廃止計画のお話をお聞きしました。「港にも灯台が整備され、船の航海のための安全性には影響がなくなったので。」ということでした。今の灯台につけられている「香深灯台」の表示は、平成2年の改築の折、その当時礼文小学校6年生に在籍していた高橋さんが書いた字をもとに作られたそうです。香深灯台はそんな所縁のある灯台でもあります。今年の夏休み中に解体工事が始まる予定ですので、解体の前には、絵を描いたり、みんなで写真を撮ったり、灯台の内部を見せていただいたりしながら、みんなで感謝してお別れできたらと考えています。

【卒業式練習の様子から~大きな声で校歌を歌う姿は立派でした。】

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【香深灯台と灯台から見た今日の港の様子から】

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   去る3月6日、たくさんの保護者の皆様方にもお越しいただいて、「鼓笛移杖式」「6年生を送る会」を行いました。

  第1部の鼓笛移杖式では、最初に全員で演奏した後、これまで6年生が受け持ってきた楽器が後輩達に引き継がれました。その後、1年生から5年生までの子ども達が「WAになっておどろう」を6年生の前で披露しました。「自分たちはしっかり頑張るから安心して下さい。」そんな気持ちも込められた、とても感動的な演奏となりました。

   第2部の送る会では、1年生から順に、6年生に感謝の心を届けようと趣向を凝らした発表が行われました。最後に6年生が、器楽演奏を発表し、難しいことでも心一つにチャレンジすることの大切さを、演奏を通じて後輩達に伝えてくれました。一生懸命さの中に、一人ひとりの感謝の気持ちがいっぱい伝わってきて、感動的な会となりました。ご出席いただいた保護者の皆様方に感謝いたします。

【鼓笛移杖式・6年生を送る会の様子から~みんな一生懸命に頑張り、とても感動的でした。】

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