今週は、卒業式に向けての全体練習が進められています。卒業生・在校生ともに、感謝の気持ちをしっかり伝えようと呼びかけや合唱の練習をがんばっています。集中を切らすことなく、凜とした緊張感に包まれながら練習が続けられています。
呼びかけの練習では、声の出し方や話す速さ・抑揚の付け方などを、先輩たちから後輩たちへアドバイスする場面も見られました。それぞれのペアやグループになって練習に取り組んでいました。
卒業式の取り組みの中でも、こうした異学年どうしの交流や学び合いを通して子ども達の集団性や社会性を高め、思いやりの心を育んでいきたいと思っています。
礼文小学校の卒業式が近づいてきました。(本日は香深中学校の卒業式でしたが、とても温かい雰囲気のいい卒業式でした) 卒業式に向けしっかり準備をしていこうということで、全校で体育館に集まり、みんなで掃除を行いました。お昼掃除の時間に行いましたが、子どもたちはみんな真剣に、そして一生懸命汗をかきながら掃除に取り組んでいました。
特に3・4年生の子ども達は、みんなでフローリングのから拭きを行っていました。横一線に並び体勢を整えてから、順番にぞうきん掛けをスタートさせます。大変チームワークのよい仕事ぶりでした。少しでも楽しく、そして効率よく掃除を行うための子どもたちの知恵ですね。
おかげで、どんどん体育館がピカピカになっていきました。いっそうきれいな体育館で晴れの卒業式を迎えることができそうです。みんなよくがんばりました。
3月に入ってから、交流給食が始まっています。これは、給食の時間での上級生と下級生の交流の中で、自分の役割を果たし次学年への心構えを持つために行われています。1年生と6年生、2年生と3年生、そして4年生と5年生が一緒のテーブルにつき給食を食べています。
6年生の卒業まで、あと1週間を切りました。小学校での給食も、今日をのぞくとあと4回となりましたね。今のうちに、1年生は6年生といっぱいお話しできるといいですね。
3校(香深井小・船泊小・礼文小)でそれぞれ製作していた「世界一大きな絵」ですが、昨日それぞれの3枚を1つにつなぎ合わせる作業が行われました。作業を引き受けてくれたのは、香深井小と礼文小の女性職員2名。ペンキで塗られていてゴワゴワしている硬い布地に苦戦しながらも、無事に5m×5mの大きな絵を完成させてくれました。大変お疲れさまでした。
見事完成した世界一大きな絵がこちらです・・・。皆さんどうでしょう? 礼文の海の風景やそこにある生き物や花々・営みなどが描き込まれ、愛とロマンや想像力をかき立てられる作品になったのではないでしょうか? とてもカラフルな色彩の中に、礼文の子どもたちひとり一人の個性やふるさとへの思いが感じられるというものです。
この大きな絵は、来週中には礼文小学校の体育館後方に展示します。そして卒業式当日(卒業式終了時)までの期間限定で、皆さんにお披露目することになります。
昨日、礼文島・オリジナル工房「紫陽花」で活動している女性お2人に来ていただき、5年生3人が「ミニランドセルづくり」に挑戦しました。このミニランドセルは、北のカナリアパーク礼文島限定のもので、映画(北のカナリアたち)の校舎を記念に作られた人気のグッズです。牛乳パックなどから再生された紙バンドを利用して作られています。どうですか?かわいいでしょう!
今回作成したランドセルは、5年生が6年生になった4月に、入学した1年生にプレゼントをして、「入学おめでとう」の気持ちを伝えるものです。
5年生の3人も、楽しみながら心を込めて製作することができました。いつも礼小っ子たちを応援してくれ手いる地域の方々に支えられながら、子どもたちに優しい心と思いやりの心を育てていただきました。本当にありがとうございます。
この取り組みは昨年から始まり、今年で2回目です。できればこれからもこの取り組みを継続させていただきたいと思っています。