昨日20日(火)に、礼文小学校体育館で合唱講習会が行われました。礼文島の小学生全員(約110名)が一同に会し、はちまる交流会で発表する合唱曲の練習に取り組みました。
香深中学校の先生が講師となり、歌う姿勢や発声の仕方、楽しく歌うためのポイントなどについて、丁寧に分かりやすくに指導いただきました。
合唱では特に、指揮者を中心に声を響き合わせるためには、それぞれが全体の音を聞きながらリズムや音程を合わせ、協力して歌わなければ良いものにはなりません。この機会を通して、自分だけではなく、それぞれの学校だけでもなく、礼文島の小学生全員が心を通わせて合唱を創っていってほしいです。
はちまる交流会は10月30日(日)です。礼文島全体での合唱練習はこの1回だけですので、このあとはそれぞれの学校ごとに練習を進めていくことになります。
3・4年生の器楽は、オリンピックイヤーにちなんで「炎のランナー」に挑戦。
タイトルは、See You in Tokyo!です。
それぞれのパートに分かれて練習していました。
最後に全体で合わせてみました。それぞれが全体の音を聞きながらテンポを合わせ、協力して器楽の完成を目指しています。練習から本番まで一人一人がそれぞれに全力を尽くし、全体としてのまとまりを高めている3・4年生の様子が感じられる器楽練習でした。
1・2年生の劇も、一人一人の台詞がだいぶ入ってきました。「ゆっくり・はっきり・大きい声」でがんばろうという先生のアドバイスをうけ、子どもたちの声の出し方も上手になってきています。赤・白・青・黄・黒などの色ごとに1年生と2年生とのコンビになっており、それぞれのペアやグループでのあうんの呼吸も整ってきています。
いろいろな色が混ざり合うことで素敵な色が生まれるように、人もいろいろな個性の人がつながり合うことで、新しい発見をしたり大きな力を生み出してくことができます。劇の取り組みを通して、仲間との関わりの大切さを学んでいる子どもたちです。
精一杯の声を出して表現する1・2年生の子どもたちに、どうか激励をお願いします。また当日はあたたかい拍手をよろしくお願いします。
高学年の劇の練習にも熱が入っていました。
教室でのやりとりが中心の現代劇です。まもなく「空気がなくなる日」がやってくるということで、その日にどう対応しようかと先生や子どもたちが悩み・葛藤を続け、真面目なんだけど突拍子もない考えを出し合ったりおかしな行動を繰り返していくという、楽しいSFタッチの劇です。
さてさて、先生や子どもたちは「空気がなくなる日」を一体どうやって迎えるのか?
高学年の子どもたちの熱演と、その結末に乞うご期待です!
3・4年生の劇の練習風景です。
まだ、ほとんどの子が台本を持ちながらの立ち稽古ですが、とても大きな声が出ており、順調な練習の進み具合です。一人一人の動作や表情なども生き生きとしており、役になりきってがんばろうとする子どもたちの姿が見られました。
劇のタイトルは「半日村」。1日中ほとんど陽の当たらない不幸な村の人たちが、なんとか現状をかえていこうする一人の少年の行動から勇気をもらい、やがてみんなで力を合わせて大きな山を切り崩すという壮大な物語です。「いつでも希望を失わず、前を向いて進んでいこうとする人間の逞しさ」が伝わります。また、「みんなで力を合わせ毎日コツコツ積み重ねることで、不可能と思えることでも可能にすることができるんだ」ということを教えてくれます。
子どもたちの熱演にどうぞご期待下さい。