このクリーン作戦は小・中・高の児童生徒が一緒になって活動する「礼文型教育連携」の具体版の1つです。
昨日は絶好の天気にも恵まれ、香深地区・船泊地区ともに全島一斉に行われました。香深地区でも小グループに分かれて礼文高生がリーダーとなり、香深中生がサポートをしながら、礼文小児童がその指示に従って楽しく活動し交流を深めました。
活動を通して感じたことは、まずは礼高の子のリーダーシップが素晴らしかったこと。清掃する場所やゴミの分別の仕方を的確に伝え、小学生の安全にもしっかり配慮してくれました。また、礼高の子・香中の子の挨拶も素晴らしかったです。地域の方に会う度に、自分から大きな声で「こんにちは」と声をかけることができていました。そんなお兄さん・お姉さんの姿を見て、礼小の子も「自分たちもしっかり挨拶しなければ」という気持ちになるんだろうなと感じました。小中高の連携した取り組みを通して、こうした良き伝統がこれからも引き継がれていくことを願います。
礼文型連携教育の取り組みの目玉の1つが、礼文町独自に作成している「基礎学力養成テキスト」による礼文検定です。礼文小ではほぼ毎週木曜日に礼文検定を行っていますが、7日(土)には一般の方々にも門戸を開いた「公開礼文検定」が香深中を会場に行われました。休みの日の土曜日にもかかわらず、多くの小中学生や一般の方の受検も見られました。
子ども達の将来の夢や希望の実現に向け、礼文町一丸となって確かな基礎学力を身につけさせようというこの取り組み。他の市町村では類を見ない優れた取り組みです。今後も地道に継続して行かなければと考えます。
7連休が終わり、登校してきた子どもたち。とは言え、明日からまた土日です。連休後半は天気が悪く残念でしたが、今日は良い天気になり暖かくもなりました。その陽気に誘われたのか、休み時間には外で元気に遊ぶ子どもたちの姿が見られました。「キャッチボール」をする子や「ホッピング」をする子たちなど、礼文小学校の玄関前が久しぶりに賑やかさを見せました。やっぱり元気な子どもの声が響きわたる学校の風景はいいものですね。
本年度の縦割り班メンバーが決定し、昨日(27日)の中休みに「第1回縦割り班会議」が行われました。このメンバーで運動会などの行事の取り組みや、日常的には清掃活動や給食などを共にしていくことになります。この日はリーダーや副リーダーを確認し、掃除の縦割り班小グループを決定しました。
縦割り班活動を通して、上級生は下級生を優しくリード・サポートしたりする力を育みます。また下級生においても、集団行動や協調性などを養う機会になればと思います。礼文小学校では、子ども達に「感謝の気持ちや思いやりの心」を育んでいくための大切な活動として位置づけられ、良き伝統となって受け継がれてきています。
A班
B班
C班
昨日の授業の様子を紹介します。
3・4年生学級は音楽の器楽演奏に取り組んでいました。それぞれの楽器に分かれ「さくらさくら」の合奏です。どの子も生き生きと練習していました。互いに声を掛け合い、教え合って練習している姿が微笑ましいです。
5・6年生学級は、家庭科の学習です。「朝食のおかず」について考える授業で、みんなしっかり食事や栄養の大切さについて考えていました。ピリッとして授業に取り組んでいる様子から、高学年としての成長と頼もしさを感じました。